国土交通省が「長期優良住宅」という認定制度を設けているそうです。雑誌を見て初めて知りました。家を建てる際「長持ちして欲しい」と思わない人はいないはずです。従来の日本の木造家屋の寿命は30年と言われていました。長寿社会となった現在、30年では短すぎます。詳しいことは把握していませんが、高齢者対策、耐震対策、省エネルギー対策など項目ごとに基準を設けているようです。申請して認可を受ければ、「行政のお墨付き住宅」として信頼性も高まり、安心感もアップします。法令などの策定も随時、行われているようですが複雑でよく分からない面もあります。住居を求める一般の消費者が求めているのは「安心して末永く暮らしてゆくこと」です。建設が完成した家屋が優良なのか、そうでないかを判断するのは易しいことではありません。その点、行政が提示する判断基準は、消費者にとって心強いポイントとなります。誰もが理解できる「長期優良住宅の冊子」などを発行してくれると、もっと分かりやすくなるのではないでしょうか。期待しています。